宮芸ブログ

宮芸ってどんなとこ?3

仕事の帰りに寄りたいとか、これから時間が空いたから自由制作時間に描きに行こうと思っても、画材を取りに家に帰るのも面倒だし・・・・なんて心配はいりません。画材や描きかけの絵は、教室に置いておくことができます。

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こんな感じで大きなスケッチブックやキャンバスなどを置くスペースを用意してあります。

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筆や絵の具などの小物は、上の写真のレンタルロッカー(有料)に保管することが出来ます。また、基本的な画材の販売も行っています。

フィレンツェ

今月の石膏デッサンで「メディチ像」を制作してもらっているなか、会員さんとフィレンツェの話に。

もうかれこれ20年以上前に私は訪れたことがあるのですが、フィレンツェは石畳の美しい街でした。それにドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)とウフィツィ美術館がよかった。

確か大聖堂のドーム(下の写真)はいろんな人たちが設計に参加したけどうまくいかなくて最終的に遠近法を発明したといわれる建築家ブルネレスが完成させたドームです。木の仮枠を組まずに作られた世界で最初のドームであり、建設当時世界最大のドームでした。このドームはいろんな映画とかにも使われていますよね。

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ウフィツィ美術館といえば教科書にも載っているボッティチェルリの「ヴィーナスの誕生」や「プリマヴェーラ」やダ・ヴィンチの「受胎告知」、ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」などルネサンスの名画がずらりと並んでおりました。そのなかでも衝撃的だったのは「ウルビーノのヴィーナス」(下の写真)。目の高さにヴィーナスのお腹あたりが来るのですが、とにかく肌の描写が素晴らしかったことを今でも覚えています。

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ツアーとかをネットで検索してみたら、今は円高のせいか、6泊で20万円前後で行けちゃいますもね。興味のある方は今が行き頃かもしれませんね。

ぜんぜん関係ないですが、サンタ・マリア…と書いていて、同じ名前ですごく美味しいイタリアンのお店を思い出しました。東京の南青山にあるんですが、パテとスープ、もちろんパスタも最高でした。また食べたいー。たしかフィレンツェ・サンタ・マリアという名前でした。

人物画講座

8月31日(火)から、人物画講座が始まりました。例年だとモデルさんに秋らしいファッションでお願いしているのですが、まだまだ暑さが続きそうなので、夏の装いでポーズをしてもらいました。

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教室には4つのモチーフ(1ヶ月半から2ヶ月でチェンジです)と石膏像モチーフ(1ヶ月でチェンジ)が1つあります。モチーフチェンジをすると席を決めてモチーフを描きます。

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この写真には2つのモチーフと石膏像が写ってます。講座フリーコースの油彩の時間です。

井桁先生の作品がきのとやに

宮芸には5人の講師がいます。そのうちの1人、井桁先生の作品が札幌駅すぐ近くで観ることができます。講師の作品は、個展や宮芸の作品展以外ではなかなか観ることできないのです。この機会に是非お立ち寄り下さい。

JRさっぽろ駅大丸地下1階「きのとやカフェギャラリー」で展示されてます。

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営業時間は10時から20時までです。11月中旬まで展示していますので、お買い物やお食事の後にでも、是非覗いてみてくださいね。

絵のヒント

宮芸では、毎月「絵のヒント」と題して、絵の歴史だったり、技法のこと、ものの見方のことなど、さまざまな視点から、制作上のヒントになることをレクチャー形式で行っています。

8月25日に行ったのは、なんと右脳を使って描くことのすすめでした。右脳を使って描くということを実際に文章にしたり、教育方法として確立したのは、アメリカの美術教育家(確かUCLAの教授だった。)であるベティ.・エドワードです。

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もともと画家たちが、絵を描くときに無意識にマスターしていたことを理論化したといってもいいかもしれません。彼女の著書『脳の右側で描け』では「文字が書ければ誰でも写実的な絵は描ける。」といってます。さらに彼女はこんなことも言ってます。「絵を描くということは、実はそれほど難しいことではない。筆を動かすというより重要なことは『見る』ことだ。 つまり、理屈をこねまわしながら見ようとする「左脳」をひっこめ、物静かに柔らかな「右脳」で見ることができるようになれば、誰でも絵が描けるようになる」とも。何とも嬉しい本ですよね。もし興味のある方は、ぜひ読んでみてください。この本で絵を描くことと、脳の関係を知ることができますよ。

で、どうやって右脳を使うのかというと?主に次に述べる3つの作業で右脳へ切り替えることができます。

「まわりの空間のかたちを描く」

「素早く描く」

 

「ゆっくり感じながら描く」

 

みなさんもぜひ制作の中で試してみてください。

 

今月の石膏像

 

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9月は「メディチ」です。デッサン講座時間帯3名まで制作可能です。

石膏像の「メディチ」はルネサンスの大巨匠ミケランジェロが造ったジュリアーノ・デ・メディチ像の首から上部分を石膏取りしたものです。

フィレンツェにあるメディチ家礼拝堂の「ジュリアーノ・デ・メディチの墓碑」の上に置かれた像(写真右上)です。ちなみに下に置かれた対の像は「昼」と「夜」です。大理石で造られています。15261533年 630×420cm

ジュリアーノ・デ・メディチ (Giuliano de’ Medici, 1453 – 1478426)は、ルネサンス期イタリア・フィレンツェ共和国の政治家です。かの有名なフィレンツェの実質的な支配者として君臨したメディチ家の一員です。フィレンツェ・ルネサンスの黄金時代を築いたロレンツォ・デ・メディチの弟です。

 

ミケランジェロといえば、昔、絵を始めた頃、絵の先生に勧められて読んだアーヴィング・ストーンミケランジェロの生涯 苦悩と歓喜 」が懐かしい。すごく感動したことを覚えています。今アマゾンで調べてみたら、絶版になっていて中古で9400円になってました。

ちなみに、同じ著者の炎の人ゴッホ もその頃読みました。よかったですね。あのときの感動を忘れずに生きてゆきたいです。アーヴィング・ストーンの伝記はただの伝記というより、作者がゴッホやミケランジェロそのものになっているといってもいいくらいリアリティのある伝記です。

個展のご案内。

只今、アカデメイア会員の木林暁音さんの個展が、ギャラリー エッセ(札幌市北区北9条西3丁目9-1 ル・ノール北9条1F)
 http://www.esse.co.jp/gallery/access.html
で開催中です。

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アメリカの大学(ボブジョーンズ大学で宗教絵画を学ばれました。)に留学されていた頃の作品や当倶楽部で制作した作品が展示されています。

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木林暁音 個展 ”Art of The Bible”
8月29日(日)10:00~19:00(最終日は~17:00)まで。

宮芸ってどんなとこ?

宮の森芸術倶楽部は宮芸って呼ばれています。

かしこまった話は抜きにして、宮芸の今の様子をみなさんに知ってもらいたくて、これから少しずつ紹介していこうと思ってます。

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赤い扉が入口です。小さなソファが置いてあって、ここでお昼を食べたり、おしゃべりしてます。

夏休みのお知らせ

8月14日(土)から8月20日(金)まで宮の森芸術倶楽部は夏休みとなります。    

どうぞよろしくお願いします。